うちレシピ
「ひとつまみ」ってどのくらい?レシピでよく見る曖昧な言葉たち
2026年8月31日
レシピを読んでいて、手が止まる言葉があります。ひとつまみ。少々。ひたひた。粗熱。 知らない言葉ではないのに、いざ台所に立つと「で、どうすればいいの?」となる言葉をいくつか集めました。
塩と味
少々
親指と人差し指の2本でつまむ量です。0.5gくらい(小さじ1/8ほど)。
ひとつまみ
親指・人差し指・中指の3本でつまむ量です。1gくらい(小さじ1/5ほど)。少々の2倍と覚えると迷いません。
適量
「好みで加減してください」という意味です。決まった量はありません。少なめに入れて味を見て、足りなければ足します。
味を調える
最後に塩で決めることです。足すのはあとからできるので、一度に少しずつ入れます。
水の量
ひたひた
材料の頭が、少しだけ水面から出ている量です。煮崩れしやすいもの(かぼちゃ・じゃがいも)に使います。水が少ない分、味が濃く入ります。
かぶるくらい
材料がちょうど隠れて、頭が出ていない量です。普通の煮物の水加減がこれにあたります。
たっぷり
材料の上に、さらに水の層がある量です。ゆでるとき(パスタ・青菜)に使います。湯の温度が下がりにくくなります。
火と温度
粗熱を取る
手のひらを近づけて、熱さを感じない程度まで冷ますことです。触れるくらい(人肌くらい)が目安です。
保存容器に入れる前なら、湯気が立たなくなったら入れて構いません。20〜30分くらいです。
常温に戻す
冷蔵庫から出して20〜30分くらい置きます。いちばん厚いところの表面を触って、ひんやりしなければ大丈夫です。
焼く前の肉を戻すのは、中まで火が通る前に外側が焦げるのを防ぐためです。
煮立たせない・ふつふつ
鍋底から小さな泡が静かに上がる状態です。沸騰の一歩手前だと思ってください。グラグラさせると、煮崩れたり、汁が濁ったりします。
余熱で火を通す
火を止めたあと、鍋やフライパンに残った熱で中まで火を通すことです。ふたをして5〜10分くらい置きます。
「粗熱」とは逆向きです。粗熱は取るもの、余熱は使うもの。厚みのある肉や、固くなりやすい魚に向いています。
透き通るまで(玉ねぎ)
白い部分が半透明になるまでです。中火で5分くらいが目安です。
大きさ
食べやすい大きさ
決まりはありません。食べる人が一口で入る大きさでよく、レシピが特に指定していないときは3〜4cmくらいが目安です。
同じ料理の中で大きさをそろえると、火の通りがそろいます。
下ごしらえ
アクを取る・アクを抜く
「アク」は2つのものを指します。
- 煮汁に浮くアク: 肉や魚を煮たときに出る、茶色い泡。おたまですくって捨てます。沸いた直後にいちばん多く出ます。全部を取り切らなくて構いません。気になる量が浮かなくなったら、やめて大丈夫です
- 食材そのもののアク: ごぼう・れんこん・なすのえぐみや、色の変わりやすさ。切ってから水に5〜10分くらいさらします。ほうれん草はゆでてから水にとります
きゅうりの板ずりや塩もみを「アク抜き」と呼ぶこともありますが、こちらは青臭さを抜いて水分を出すのが目的です。同じ言葉で違うことを指すので、分かりにくくなっています。
仕上げ
落としぶた
材料の上に直接のせるふたのことです。煮汁が少なくても全体に回り、煮崩れも防げます。
アルミホイルやクッキングシートで代用できます。
なじませる・寝かせる
味が入るのは、煮ているときではなく冷めるときです。一度火を止めて置くと、味が中まで入ります。カレーが翌日おいしいのはこれです。
この記事を書いているアプリのこと
うちレシピは、自分のレシピをためて使い回す無料のレシピ帳アプリです。基本のレシピを109品収録しています。
登録もログインもいりません。
うちレシピを見てみる(無料・登録不要)次に読む: みりんと「みりん風調味料」の違い
← ちょこっと豆知識に戻る